その靴大丈夫!?多くの人が悩むその痛み! 外反母趾の治療法について

外反母趾は、足の親指が足の外側に向かって湾曲してしまう状態を指します。この状態になると、足の親指が他の指と干渉し、痛みや違和感を引き起こすことがあります。

外反母趾の治療法は、症状の程度や原因によって異なりますが、以下に一般的な治療法を紹介します。

 

①非手術的治療

●適切な靴の選択:

 足に適した形状と幅のある靴を選ぶことが重要です。

 つま先が広く、親指に十分なスペースを持たせた靴を選ぶことで、足への圧迫を軽減できます。

●保護パッドの使用:

 親指の関節を保護するためのシリコン製の保護パッドを使うことで、靴との摩擦を軽減し痛みを緩和できます。

●物理療法:

 リハビリの専門療法士によるストレッチングや強化エクササイズを行うことで、足の筋肉のバランスを整え、痛みを軽減することができます。

 また、のちに紹介するインソールの考案・カスタマイズをしてくれる療法士もいます。

薬物療法

ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs): 痛みや炎症を抑えるために医師から処方されることがあります。

 

③インソール(中敷き)

足の形状に合わせて作られるカスタムオーソティックを使用することで、足への負担を軽減し、足のアーチをサポートできます。

 

④歩行や姿勢の修正

足の動きを改善するために、リハビリの専門療法士による姿勢の修正や適切な歩行の練習を行うことがあります。

 

⑤精密な靴の調整

足の形状に合わせて作られる特殊な靴を使用することで、足のアーチをサポートし、足への負担を軽減できます。

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⑥手術療法

症状が重度で非手術的治療が効果がない場合、手術的な治療が検討されることがあります。

手術では親指の関節を修復し、足の形状を改善することが目的となります。

 

〇まとめ

外反母趾の治療法は、症状の程度や個人の状態によって異なりますので、専門家である整形外科医に相談し、適切な治療プランを立てることが重要です。

早めの治療や適切な予防対策を行うことで、外反母趾の症状を改善し、健康的な足で快適な生活を送ることができるでしょう。